marhythm

Rhythm, Philosophy, Joy of seasons

上海Day6

9/15

 

最後の朝散歩なので歩いたことのない道を選んでみる。大好きなネギ餅屋さんを見つけ、冷蔵庫で冷やしておいたイチジクと一緒に朝ごはんに。


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この風景ともおわかれ   

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シャワー道具以外のPackingを済ませて出発。ちょっと遠くまで地下鉄を乗り継ぎ、鉄道が地上に上がって数駅のところがフェス会場(上海ラグビー場)最寄り駅。苗場だって泉大津だって仙台だって幕張だって、フェスに向かう電車も最寄り駅も大混雑と相場は決まっているから混雑を警戒していたのだが、なんてことはなく座って行けた。こっちの人は電車内でスマホの音を放出するのが割とデフォで、うっかりイヤフォンをPackingしてしまった私も釣られてインターネットの音を放出していたら、東京の馴染みのクラブの余興?でスティービーを熱唱する友達がインスタストーリーに流れて来て笑った。相変わらず美声で何より。

 

 


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フェス会場に到着。入場列もスイスイ。

 

日本で微信(WeChatPay)登録し、チャージして購入したチケットはQRで入場できるとのことだったが、不安だったので印刷したものを持参した。日本でチケットを買った説明をすると、丁寧にありがとうと言って本券をくれた。そしてドリチケをエクストラでくれる待遇。ちなみに1日券だとリストバンドは無しで、2日通しの人だけリストバンドありなんだそうだ。合理的ね。

 

グッズ売り場の横にはイベントのポスターと、コンドームと、アーチストのステッカーがフリーでおいてあった。人が集まってきて矢継ぎ早にかっさらうという感じは全くなく、誰も取って行かない。天気が良かったのでゴムが劣化してダメになってないか心配になりながら記念に一個もらう。興行でコンドームもらったのなんて、ばちかぶりのライブ以来だわ。もらったゴムって怖くて使えないよね。ちなみにフリーセックスの雰囲気はゼロでした。


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グッズ売り場を覗くと、戸川純さんが出るからかニューウエーブ界隈と思しき人がチラホラ。日々のゴールデン街活動により、わからないジャンルではないので声をかけて少し話す。新宿にいても思うことだけど、細分化された日本の音楽ジャンルのそれぞれに、世界のどこかにファンがいること(逆も然り)は心強く嬉しく現代社会の良い部分を感じる。彼女とは戸川さん達のライブ中にも再会し、もしゴールデン街に来ることがあったらぜひ教えて、良いバーを紹介するよと連絡先を交換して別れた。それにしても日本人全く見かけない


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スタッフはセグウェイで移動、フリーウォーター、ゴミ分別かんぺき

 

 

北欧旅行中のマイメン豆腐迷に動画を撮って出しするために、会場でトーフ最前待機しつつじっとしてるのが辛くてトップバッターのDJで踊りながらふと周りをみると、立っているのは私と少しの西洋人だけだった。ヤング人民達は芝生にあぐらをかいてひたすらスマホ。振り返るとそのシルエットは自分が瞑想かヨガの先生にでもなったのかと思うくらい。もしかしたらまだ踊り方を知らないか、とってもシャイなのかもしれないね。

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しかしトーフが始まると皆にわかに最前に集まってきて、大陸豆腐迷たちの熱烈がすぐ近くに。面白くてテンション上がってしまい、動画もたくさん撮って、早速北欧旅行中のマイメン豆腐迷に送った。歌いまくってる両隣の男の子達は歌詞も完璧だった。とても嬉しいこと。さっき戸川純さんファンと喋って思ったことと同じことをまた思った。

最前柵って向こう側に物が置ける空間があって、日本はここに物を置いたら怒られるんだけど、それがないので置いていたリュックから手ぬぐいだけ下に落としてしまってそれを隣の子がひょいと柵を越えて取ってくれて、優しくて感動してしまった。恋が生まれる瞬間?と思ったがすぐに彼らはトーフの即席サイン会に行ってしまった。そりゃそうか。

 


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フェス飯もWeChatPayで

 

 

行列やタイムロスを加味して行動しなくてはいけない日本のフェスとは違い、信じられないくらい食事もドリンクも行列がほとんど無く、極めてピースフルで快適で、拍子抜けしてしまった。赴任当日にマクドナルドで50分も買わせてもらえなかった同じ国とは思えん。。

 

深夜便に間に合うように一度宿に帰って、かいた汗を流して着替えてドミトリーをチェックアウトして空港行きバスの時間までマッサージ。98元。我ながらお金の使い方が完璧で微信も元も交通カードもいい感じにコントロールして使い切っていることを悦に感じつつ空港行きバスに乗る。窓に流れる街のネオンを眺めながら、またいつか来れたらいいなと思った。

 

 

フェスで気づいたあれこれ:

まず、Day1の記事で大陸ライフハックその2として「日本人的にアリなトイレ位置の把握」などと偉そうなことを言っていましたが撤回します。これまで上海で入ったどのトイレも綺麗で乾燥機も手拭きペーパーもありましたし、今日のフェスに至っては日本のどのフェストイレよりも綺麗で、便利な構造で、混雑もありませんでした。フェスに来れるだけの財力(といっても1Day/7千円くらい)である程度スクリーニングされているとは思いますが。

 


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トイレは鏡、フック、手洗いが全てオールインワンできれい。看板設置で入るところが見えない配慮も。


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タイムテーブルはシールタトゥを腕に貼るサービスが良かった。日本もすぐ真似してほしい。ボランティアは主にゴミ捨て場でのガイドをしてくれる縁の下の力持ち。VIPエリアもあります。