marhythm

Rhythm, Philosophy, Joy of seasons

8月3日 美味しいジン

年初からショートカットのくるくるパーマで洒落た妙齢を気取っていたが、専属スタイリストの友人が撮影にガッツリ入る時期が長く続き、気づけは4ヶ月ぶりのサロンです。最近は毎日起きると、首から上が炎みたいになっている。炎のサイズが日に日に大きくなり、ついに「こりゃ我が家が火事になりますよ」とLINEを送ってみた。丁度撮影あけとのことで両手を上げてメンテナンスへ。代官山で一番黄色いワンピースが似合う女として颯爽と。


この先の仕事というかセカンドキャリアの話を色々する中で、彼女の出世に伴走するように自分も年収を上げてきた感覚があり、ちょっとした守り神となっている定期の儀式がこのサロンでのひとときなんだよねと照れつつ伝える。私はできれは死ぬまで彼女にヘアをやってもらいたいから、いろんな困難をかわして健やかに工夫しながら仕事を続けていきたいし、それには早く独立してもなお生計を立てられるようになる事が望まれる。


昨日突如としてドラムに開眼したことを彼女は喜んでくれ、音楽活動をしている甥っ子の音源を聞かせてくれた。リスナーであることも楽しいけど、音楽は演るのもものすごく楽しいんだよとキモいくらいに熱弁。
些細な出来事について、私が未来予見のテレパシーを持っていることは内緒だが、彼女の話す次の引越し先が、私が予測していた場所とビンゴだったのでほくそ笑む。

母と待ち合わせの沖縄そば。食欲が無いことも多い高齢なのに、炒めたてシャキシャキの野菜が乗った沖縄そばを前に、本当に美味しそうに具を頬張り、麺を啜る。曰く、身体に合っている塩分なんだって。私がいつも頼む軟骨ソーキそばも愛すべき逸品で、東京中いろいろ行ったけど、軟骨ソーキはここがダントツ。肉がえも言われぬほろほろな柔らかさで、事あるごとに周囲へ東京一だと触れ込んでいる。

いつも先に食べ終わるのは私で、今日は暇に任せて沖縄そばのイラストを書いてみる。
20年ほど前だろうか、たまにしか会えない好きな人に自分が食べて美味しかった全国のお店について手書きコメントとカラーイラストで織りなす「美味しいジン(手のひらサイズ・限定冊数1)」を渡していたことがふとよぎり、あんなにロマンチックなやり取りをしていたのに今は何てことない知人、むしろちょっとした嫌悪すら帯びてしまう存在になってしまったことを不思議に思う。

ジムへ。「あとで割り付けの作業する予定だけど、手書きジンも作りたいかも」と思いながら、トレーナーの掛け声を上の空に筋肉を痛めつける。


思いがけない三連休となったが、明日からまた仕事。

休みの日にこうやってたっぷり息継ぎをしてまた潜るような社会人生活がサステナビリティだとは思えない。が、長い間こうやって休みをいつくしむことでやり過ごして来れたことも確かで、そんな日々を思うと今の仕事の形が続く可能性が少ないことについてまだまだ私は往生際が悪い。